(2)渋沢栄一に見る国家観、社会観、社会貢献観

渋沢栄一(一八四0~一九三一)は、現在の埼玉県深谷市の富裕な農家の長男として生まれた。理不尽を憎むこの青年は、早くから家業を手伝い藍の取引に才覚を示す一方、従兄弟の尾高惇忠などとともに水戸学を学び、憂国の思いを募らせ尊皇 … 続きを読む (2)渋沢栄一に見る国家観、社会観、社会貢献観